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さかの下に大きな一つの街燈がいとうが、青白く立派りっぱに光って立っていました。ジョバンニが、どんどん電燈でんとうの方へおりて行きますと、いままでばけもののように、長くぼんやり、うしろへ引いていたジョバンニのかげぼうしは、だんだんく黒くはっきりなって、足をあげたり手をったり、ジョバンニのよこの方へまわって来るのでした。
宮沢賢治 / 銀河鉄道の夜 ページ位置:11% 作品を確認(青空文庫)
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街灯・外のあかり
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前後の文章を含んだ引用
......がらくら戸口とぐちを出ました。

四 ケンタウルさいの夜

 ジョバンニは、口笛くちぶえいているようなさびしい口つきで、ひのきのまっ黒にならんだ町のさかをおりて来たのでした。 さかの下に大きな一つの街燈がいとうが、青白く立派りっぱに光って立っていました。ジョバンニが、どんどん電燈でんとうの方へおりて行きますと、いままでばけもののように、長くぼんやり、うしろへ引いていたジョバンニのかげぼうしは、だんだんく黒くはっきりなって、足をあげたり手をったり、ジョバンニのよこの方へまわって来るのでした。(ぼくは立派りっぱ機関車きかんしゃだ。ここは勾配こうばいだからはやいぞ。ぼくはいまその電燈でんとうを通りす。そうら、こんどはぼくの影法師かげぼうしはコンパスだ。あんなにくるっとまわって、前の方へ来た......
単語の意味
足・脚・肢(あし)
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
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肩や髪に外灯の光が淡く落ちている。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon関連カテ街灯・外のあかり光に照らされた顔や姿
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苔蒸(こけむ)したる石燈筒の林のごとく列べる
内田 魯庵 / くれの廿八日「くれの廿八日 他一篇 (岩波文庫)」に収録 amazon
灯火がリンの燃えるように怪しい光を放って明滅する
国木田独歩 / まぼろし「武蔵野」に収録 amazon
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