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かすかな揺れであっても、じつは大地震が来るまえの予震で、いまこの瞬間にも地響きが聞こえて大揺れが起こり、部屋の隅までふっとばされるんじゃないかと身がまえる。
綿矢 りさ / かわいそうだね?「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 ページ位置:0% 作品を確認(amazon)
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地震・地面が揺れる
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前後の文章を含んだ引用
......、揺れがなくなればまたすぐに日常生活に戻るのだけれど、私は長いあいだ立ちつくす。しっかりと両足で地面をふんで、もう揺れてないと何度も確かめるまでは安心できない。かすかな揺れであっても、じつは大地震が来るまえの予震で、いまこの瞬間にも地響きが聞こえて大揺れが起こり、部屋の隅までふっとばされるんじゃないかと身がまえる。 都はあらゆる方法で地震への警戒を呼びかけているが、万が一のときのための都民一人一人を守る十分な対策は練っていない。それどころか新たに信じられない高さの電波塔を......
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地震・地面が揺れるの表現・描写・類語(天災・荒れた天気のカテゴリ)の一覧 ランダム5
地震で地面が揺れるので、海上で波にもまれた者のように吐き気をもよおす
ダニエル・デフォー / ロビンソン・クルーソー amazon
みしみしと細かく家のきしむ音がしたかと思うと、部屋が揺れ始めた。
綿矢 りさ / かわいそうだね?「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 amazon
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「天災・荒れた天気」カテゴリからランダム5
海の上はただ狂い暴 れる風と雪と波ばかりだ。縦横に吹きまく風が、思いのままに海をひっぱたくので、つるし上げられるように高まった三角波が互いに競って取っ組み合うと、取っ組み合っただけの波はたちまちまっ白な泡 の山に変じて、その巓 が風にちぎられながら、すさまじい勢いで目あてもなく倒れかかる。
有島武郎 / 生まれいずる悩み
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