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窪んだ砂漠のように雨に垂れこめられた浜は 荒寥 とひろがり
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 ページ位置:27% 作品を確認(amazon)
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海岸・砂浜・波打ち際
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前後の文章を含んだ引用
......切れ途切れてはまた聞えました。 二十三日。一日この霧雨は降り続きました。トモギの部落民はまた一団となって遠くからモキチとイチゾウの杭を見つめつづけておりました。窪んだ砂漠のように雨に垂れこめられた浜は荒寥とひろがり、今日は近隣から見物にきた異教徒もいません。引き潮になったあと、二人の括られた杭だけがはるかにぽつんと突ったっていました。もう杭と人間との区別もつかない。まるで......
単語の意味
荒涼・荒寥(こうりょう)
荒涼・荒寥・・・1.風景などが荒れ果てて、もの寂しいこと。または、そのさま。
2.精神がすさんでいること。または、そのさま。
「涼」は「冷え冷えとして寂しい」さまをあらわす字。
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波音が繰り返し響いて、何かを伝えているようでもあった。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
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