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(夜の)庭に面したサッシの大ガラスにうつる自分を見ていた。 中が明るいので庭はほとんど見えない。
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 ページ位置:71% 作品を確認(amazon)
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室内からの外の眺め
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前後の文章を含んだ引用
......いってて仕事が出来るかよ」というのが私が入ったころからの「常識」であり、だったら切り上げられる時は切り上げなければ「やってられない」のであった。 私は顔を上げ、庭に面したサッシの大ガラスにうつる自分を見ていた。 中が明るいので庭はほとんど見えない。玄関寄りに腰の低い庭園灯がおかれていて、その周囲だけが四枚ガラスの左端に浮んでいた。 私はソファの自分を見ていた。 せた中年男が、安手だが真新しい居間のソファ......
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(夜の)庭に面したサッシの大ガラスにうつる自分を見ていた。 中が明るいので庭はほとんど見えない。
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 amazon
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窓に厚い布のカーテンとレースのカーテンが二重にかかっていて、どちらも揃いの紐で横にたくしあげてあった。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
私は窓硝子 を開けて夜霧をいっぱい吸った。
林芙美子 / 新版 放浪記
西日は、もう畳三分の一ぐらいのところまで、眩 く躍りこんでいる。
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