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鶏の足みたいな手
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 ページ位置:15% 作品を確認(amazon)
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手の雰囲気
痩せすぎた体形
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前後の文章を含んだ引用
......からなかった。(俺、あの患者が俺の最初の患者やと思うとるのや)と言うのが恥しかった。(俺、毎朝、大部屋であの髪の黄色くなったおばはんの頭をみるのがタマらんのや。鶏の足みたいな手をみるの苦しうなるんや)と打明けるのが恥しかった。そう言えば戸田はきっと皮肉な刺(とげ)のある言葉をぶつけてくるだろう。そんな憐(れん)憫(びん)は今の世の中に......
単語の意味
足・脚・肢(あし)
鶏・鷄・雞(にわとり・かけ・くたかけ)
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
鶏・鷄・雞・・・キジ科の家禽。卵や肉を食用にするために飼う鳥。ペットとして飼うこともある。名前の由来は庭にいる鳥で「庭鳥」から。鶏冠(とさか)があり雄(おす)のそれは大きい。ほとんど飛べない。雄は夜明けを告げて魔を払うと信じられていた。「かけ」「くたかけ」は古名。
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手首からすぐ丸い掌がつき、掌から申訳ばかりの蘆 の芽のような指先が出ているかの女のこどものような手
岡本かの子 / 母子叙情
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やせ細っていっそう背たけの伸びて見える
有島武郎 / 或る女
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向田邦子 / マンハッタン「思い出トランプ(新潮文庫)」に収録 amazon
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六尺に近い大兵が岩のごとき筋骨によろわれていて
池波 正太郎 / 剣客商売 amazon
大きな腹を抱えて起き上がれない体が、河から引き摺り上げた重い一本の丸太のよう
平林たい子 / 施療室にて amazon
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