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ホームに入ってきた電車が、彼らとウサギを隔てた。
小川 洋子 / 盲腸線の秘密「口笛の上手な白雪姫」に収録 ページ位置:95% 作品を確認(amazon)
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駅のホーム・駅の構内
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前後の文章を含んだ引用
......いもどかしさで、胸が苦しかった。警報機の音は容赦なく響き続けていた。 ウサギは僕たちを探しているんじゃない、自分の赤ちゃんを見つめているのだ。 そう気づいた時、ホームに入ってきた電車が、彼らとウサギを隔てた。それが作戦の最後の日になった。 無事、人質から解放されたママが、ウサギの代わりに弟を産んだ。ピンポン玉よりずっと大きく、真っ白でもなく、耳も何の役に立つのか心も......
単語の意味
隔てる(へだてる)
隔てる・・・間に何か置く。間に何か置いて交流や行き来できないようにする。時間的、空間的に間をあける。
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列車の前には、乗客や見送り人が動いていた。あわただしい旅情のようなものが、すでに向かい側のホームにはただよっていた。
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