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彼女は毛布をすっぽりと被って寝ていた。その体が作った毛布の山は驚くほど小さく見えた。
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 ページ位置:62% 作品を確認(amazon)
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眠っている姿
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前後の文章を含んだ引用
......や手袋を見つけて、彼女がこの部屋にいることはまちがいないと思った。 サユリの気配が漂わないなんてことが有り得るのだろうか。ベッドルームのドアを開けると、はたして彼女は毛布をすっぽりと被って寝ていた。その体が作った毛布の山は驚くほど小さく見えた。「ティエン」 サユリは小さな声で彼を呼んだ。このようすはただごとではない。彼はベッドに腰を降ろして毛布をめくった。彼女は化粧けのない顔で汗をかいていた。額に手を......
単語の意味
体(からだ)
体・・・頭・胴・手足など、肉体全体をまとめていう言葉。頭からつま先までの肉体の全部。身体。体躯。五体。健康。体力。
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(人力車に乗りながら寝る)男は前の俥で、グッタリと 泥 よけへ 突伏 したまま、死んだようになって 揺られて行った。
志賀 直哉 / 正義派「城の崎にて・小僧の神様 (角川文庫)」に収録 amazon
猫のように背を丸めて眠りにつこうとしている
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 amazon
あれ程の物凄い、息苦しい声を立てて泣き狂った人間とは、どうしても思えないその眠りようの平和さ、無邪気さ……
夢野久作 / ドグラ・マグラ
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朝、重い頭をふらふらさせて
林芙美子 / 新版 放浪記
駒代は全く強盗にでも辱められたようなあられもない寝ざま
永井 荷風 / 腕くらべ amazon
(布団がない)三枚の座蒲団をつないで大きい蒲団を一枚ずつ分けて何とか工夫をして寝て貰う
林芙美子 / 新版 放浪記
四肢を投げ出して、うとうと、まどろんでしまった。
太宰治 / 走れメロス
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