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さらに幾夜かがあった。中隊を出る時三日月であった月は、次第に大きさと光を増して行った。
昇平, 大岡「野火(のび) (新潮文庫)」に収録 ページ位置:22% 作品を確認(amazon)
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前後の文章を含んだ引用
......大物質に溶け込んで、存在するのを止めないであろう。私はいつまでも生きるであろう。 私にこういう幻想を与えたのは、たしかにこの水が動いているからであった。九 月 さらに幾夜かがあった。中隊を出る時三日月であった月は、次第に大きさと光を増して行った。片側の嶺線からのぞき込むように現われると、谷を蔽う狭い空をさっさと越え、反対側の嶺線に隠れた。そして光だけ、長く対岸に残っていた。その整然たる宇宙的運行は、私を......
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三日月・朏(みかづき)
三日月・朏・・・陰暦で、その月の三日前後の夜に出る、弓形の細い月。また、その形。月齢2日あたりの月(月齢は0から始まるので、陰暦3日は月齢2日になる)。広義には、月の終わりのころの細い月も指す。細い形が眉に例えられることも多い。「朏」は、「初めて姿が見え出した月」が語源。
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しんしんと光が降る満月の夜
よしもとばなな / 銀の月の下で「まぼろしハワイ」に収録 amazon
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