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少しでも救いになる言葉があるなら、それをかけてあげたかったが、(ただうなずくことしかできなかった。)
小川 洋子 / 一つの歌を分け合う「口笛の上手な白雪姫」に収録 ページ位置:58% 作品を確認(amazon)
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......なんて高らかに宣言するけど、世の中、因果応報で割り切れるわけないのにね。正しすぎる行いは、時に人を傷つけると思わない?」 僕はただうなずくことしかできなかった。少しでも救いになる言葉があるなら、それをかけてあげたかったが、僕に分かるのは伯母の心は息子で一杯になっているということだけだった。「でも……」 と、伯母は言葉を続けた。「皆、そうたいして違っているわけじゃない。バルジャンも......
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もし、陣治がこのまま帰ってこなければ、自分はいったい――。《…略…》いったい、の後の空白が埋まらない。言葉が浮かばない。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
「実は、あの……」 言い出したまま、完全に言葉に詰まってしまう。カヨは黙ってただ待っている。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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(訳が分からない話)大助の話は、数発の花火がポンポン打ち上げられたようなもので、瞬間的であり、印象的であり、結局なんの事やら訳がわからなかった。
石坂 洋次郎 / 山のかなたに (1954年) amazon
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