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こうして同じように道頓堀橋に 佇んでいた。そのとき、遠い昔に、両親に手を引かれて宗右衛門町筋を歩いたことを思い出した。 師走 のジングルベルが鳴り響く心斎橋筋で買物をして、それから橋を渡って 寄席 に行ったという記憶があった。
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 ページ位置:87% 作品を確認(amazon)
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(何かをきっかけに)過去の記憶が蘇る
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......と足違いで、すでに別の人が採用されていて、邦彦はあてもなく、難波から御堂筋を心斎橋に向けてぶらぶら歩いて来た。冬の黄昏が、さあっと黒ずんでいったことを思い出す。こうして同じように道頓堀橋に佇んでいた。そのとき、遠い昔に、両親に手を引かれて宗右衛門町筋を歩いたことを思い出した。師走のジングルベルが鳴り響く心斎橋筋で買物をして、それから橋を渡って寄席に行ったという記憶があった。邦彦は何となくその思い出の道を歩いてみようと思い立ち、そこでリバーの店先にあったアルバイト募集の貼り紙を見たのだった。「リバー、ここから見える?」 とまち子が横......
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師走(しわす)
師走・・・陰暦もしくは、大陽暦の12月の異名。諸説ある由来の中でよく言われるのが、年末である12月は、師匠の僧がお経をあげるために、忙しく東西を馳(は)せる月であるというもの。また、一年の最後で今年のうちにやるべき事は、全部やりとげる月と言う意味で「為果つ(しはつ)」が元になっている、とも。極月。臘月。
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そういった佃の胸に、忘れかかっていた経緯が蘇ってきた。
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 amazon
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