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もう一度、首都圏に戻るか。それともむしろ、博多にでも出て、新しい仕事を探すか。──そんな考えが、時折、不意に脳裡を 過っては、手を伸ばして触れてみるのも 億劫 で、そのまま消えるに任せていた。
平野啓一郎「ある男」に収録 ページ位置:4% 作品を確認(amazon)
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雑念・思いが頭に浮かぶ
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前後の文章を含んだ引用
......事が終わるまで、宿題をしながら待っていたのだった。助手席に座って、さほど遠くもない自宅まで、父の運転で帰ったあの二人きりの時間が、今は無性に懐かしかった。…… もう一度、首都圏に戻るか。それともむしろ、博多にでも出て、新しい仕事を探すか。──そんな考えが、時折、不意に脳裡を過っては、手を伸ばして触れてみるのも億劫で、そのまま消えるに任せていた。 谷口大祐が初めて誠文堂文具店を訪れたのは、里枝が帰郷した翌年の二月のことだった。 横浜よりは随分とあたたかいはずなのに、長いマンション暮らしのせいで、里枝は実......
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億劫(おくこう・おっこう・おっくう)
億劫・・・1.仏教における時間の最長単位である「劫(こう・ごう)」の一億倍。転じて、極めて長い時間。永遠。万劫(ばんごう・まごう・まんごう)。
2.(時間が長くかかってやりきれないという意味が転じて)面倒くさくて気が進まないこと。何もやりたくない気持ち。(「おっくう」と読む場合が多い)
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