どこへ行っても砂原のように寥々とした思いをするので、私は胸がつまった。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:4% 作品を確認(青空文庫)
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寂しい
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前後の文章を含んだ引用
......ら、あのまま一直線にあの夜の女に溺 れてしまって、今朝はもう二人で死ぬる話でもしていたかもしれない。 昼から荷物を宿屋にあずけて、神田の職業紹介所に行ってみる。 どこへ行っても砂原のように寥々とした思いをするので、私は胸がつまった。 (お前さんに使ってもらうんじゃないよ。) おたんちん! ひょっとこ! 馬鹿野郎! 何と冷たい、コウマンチキな女達なのだろう――。 桃色の吸取紙のようなカードを、......
単語の意味
胸(むね)
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胸いっぱいこの孤独な空気で満たされてしまう。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
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隣室のにぎやかな茶碗の音、我に遠きものあり。
林芙美子 / 新版 放浪記
自分の気持の一重底に流れているもの、それが寥しい。
宮本百合子 / 伸子
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