船・ボートの表現・描写・類語(乗り物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(一人乗りの平底舟は、)笹の葉のような軽快なかたち
山本 周五郎 / 青べか物語 amazon
船はかなりに揺れていた。それに船室が船尾に近い為に、 舵 を動かす太い鎖が絶えずグロッグロッと変な響きをたてる。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
ぼんやりした燈 りを睡 むそうに提げている百噸 あまりの汽船
梶井基次郎 / 冬の蠅
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私はぼんやりと、山へはいって行く汽車にゆられていた。
林芙美子 / 新版 放浪記
勇しく疾 び駈ける馬に立ち騎 りでもしているように、しっかり、窓に向って両脚で突っ立って
宮本百合子 / 伸子
船は海岸近くの波に激しく動揺しながら、艫を海岸のほうに向けかえてだんだんと汀 に近寄って行く。
有島武郎 / 生まれいずる悩み
彼女の運転はうまかった。外国で免許を取った人特有の大胆なドライビングだったが、運転に慣れていて不安がなかった。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
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