富士額の静かな冷たい額、柔らかな頬、怜悧な小さい顎。これらが実に晴れやかな死顔を思わせる。
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死に顔
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単語の意味
怜悧・伶俐(れいり)
晴れ(はれ)
富士額(ふじびたい)
頬(ほお・ほほ)
顎・頤・腭(あご)
怜悧・伶俐・・・利口なこと。賢いこと。頭の回転が速いこと。また、そのさま。
晴れ・・・1.天気がいいこと。雨や霧などが伴わない天気。空に雲が少ない、もしくはまったく無い状態。
2.多くの人から注目されて、光栄に思うこと。待ちに待った、めったにない機会であること。晴れがましいこと。正式なこと。公式なこと。
3.疑いが解けて、自由になること。「晴れて自由の身になる」
2.多くの人から注目されて、光栄に思うこと。待ちに待った、めったにない機会であること。晴れがましいこと。正式なこと。公式なこと。
3.疑いが解けて、自由になること。「晴れて自由の身になる」
富士額・・・額の髪の生え際が富士山の形に似ているもの。昔は、美人の条件のひとつとされた。
頬・・・顔の一部。顔の両脇で、口の真横にあるやわらかい部分。ほっぺ。ほっぺた。
顎・頤・腭・・・1.口の上下の、歯の生えている部分で、話したり物を噛んだりするのに役立つ器官。
2.下あご。頤(おとがい)。
3. 釣り針の先に逆向きにつけた返しのこと。釣り針のかかり。鐖・逆鉤・逆鈎(あぐ)。
4.機械や道具などで、物をつかんだり引っ張ったりする開閉部分。
5.食事。食料。まかない。食費。
6.口をきくこと。物言い。おしゃべり。
2.下あご。頤(おとがい)。
3. 釣り針の先に逆向きにつけた返しのこと。釣り針のかかり。鐖・逆鉤・逆鈎(あぐ)。
4.機械や道具などで、物をつかんだり引っ張ったりする開閉部分。
5.食事。食料。まかない。食費。
6.口をきくこと。物言い。おしゃべり。
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死相は、黄ばんだ肌の上にも、薄くなった鼻すじにも、色濃く漂っていた
武田泰淳 / 蝮のすえ amazon
人々を寄せつけないように整った死に顔
辻井 喬 / 暗夜遍歴 amazon
死者の生なましく白く、草のような額
大江 健三郎 / 芽むしり仔撃ち amazon
唇の色が青インキをつけたように、ハッキリ死んでいた。
小林多喜二 / 蟹工船
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五色の野獣派の化粧をして
岡本かの子 / 巴里祭
目鼻立ちのはっきりした、南国の熱い花を 偲ばせる面差しである。華やかな造作だが、寂しさは 睫毛 の長さの中に宿っていた。
阿刀田 高 / 裏側「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
肌理の荒い、一つ一つの毛穴に油が溜まっているような顔
志賀 直哉 / 志賀直哉短篇集(剃刀) amazon
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弟のいない暮らしは、音のない映画みたいに、なにかが欠けている感じがした。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
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