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木の根ッこみたいな馬鹿
小林多喜二 / 蟹工船 ページ位置:65% 作品を確認(青空文庫)
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馬鹿・無知・浅はか
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前後の文章を含んだ引用
......夫だった。――その男はストーヴのデレッキを持って、眼の色をかえて、又出て行った。誰もそれをとめなかった。 「な!」函館の漁夫は友達を見上げた。「漁夫だって、何時も木の根ッこみたいな馬鹿でねえんだな。面白くなるど!」 次の朝になって、監督の窓硝子 からテーブルの道具が、すっかり滅茶苦茶に壊 されていたことが分った。監督だけは、何処にいたのか運良く......
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この訓戒は彼の心の表皮を撫でて過ぎただけのようだった。
松本 清張 / 真贋の森「松本清張ジャンル別作品集(3) 美術ミステリ (双葉文庫)」に収録 amazon
神経衰弱から来る妄念
岡本かの子 / 金魚撩乱
何事にも異論を唱えずにはいられない病気
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
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彼奴のアタマは聖徳太子と同様二重三重に働く
夢野久作 / ドグラ・マグラ
人よ、攀 じ難いあの山がいかに高いとても、飛躍の念さえ切ならば、恐れるなかれ不可能の、金の駿馬 をせめたてよ。――実につまらない詩だけれども、才子と見えて実に巧 い言葉を知っている。
林芙美子 / 新版 放浪記
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