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浮上ったような蚯蚓腫 れや、蜥蜴 のような血斑
夢野久作 / ドグラ・マグラ ページ位置:47% 作品を確認(青空文庫)
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肌の傷・怪我
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前後の文章を含んだ引用
......新しい筆でチョイチョイチョイと配合しながら、首のまわりの絞殺の斑痕を、実物と対照して寸分違わぬ色と形に染付け始めましたが、これとても実に巧妙、精緻を極めたもので、浮上ったような蚯蚓腫 れや、蜥蜴 のような血斑が、見ているうちに頸のまわりを取巻いてしまいました。 しかし黒怪人物の黒怪事業はまだまだ進行する模様で御座います。 黒怪人物は、それから大急ぎで二重の手袋を......
単語の意味
蜥蜴・蝘蜒・石竜子 (とかげ)
蜥蜴・蝘蜒・石竜子 ・・・1.ニホントカゲのこと。石垣の間や草むらに住み、昆虫やミミズを捕食する爬虫類。短い手足を持ち、体や尾は細長い。捕まえても、尻尾を切って逃げていく。尾はまた再生する。
2.トカゲ亜目の爬虫類の総称。形態や生活はさまざまで、体長は2センチメ-トル~3メ-トル。ヤモリ・カナヘビ・トビトカゲ・カメレオンなど世界に約3000種。うちトカゲ科は600種。
2.トカゲ亜目の爬虫類の総称。形態や生活はさまざまで、体長は2センチメ-トル~3メ-トル。ヤモリ・カナヘビ・トビトカゲ・カメレオンなど世界に約3000種。うちトカゲ科は600種。
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わき腹に銃創があり、そこだけ萎んだ花びらのような形で、周りの皮膚より黒ずんで厚ぼったく変色している
大江健三郎 / 死者の奢り amazon
(手榴弾による負傷)彼の身体の上にあの手榴弾の爆裂した瞬間の、ぐにゃりとした感覚、意識と体液とが混合したようなねばねばした瞬間がおそいかかってきた。
野間宏 / 崩解感覚「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
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熱帯 潰瘍 で片足が 棍棒 のようにふくれ上っていた。
大岡 昇平「野火(新潮文庫)」に収録 amazon
人間のしくみはたいていとても単純でよくできている。複雑にしてしまうのは心と体がばらばらに働き、心のほうが暴走してゆく時だけだと思う。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
疲れが、じくじく水を吸うよう海綿のように僕の内部でふくらむ
大江 健三郎 / 芽むしり仔撃ち amazon
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