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声が耳朶に残った。
松本 清張「点と線 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:24% 作品を確認(amazon)
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耳に残る・音声を覚えている
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前後の文章を含んだ引用
......ただけでも、収穫であった。 その店から外へ出ると、すっかり夜になっていた。3 鳥飼重太郎は、会社員が聞いたという言葉が、あたかも直接に自分が聞いたことのように、声が耳朶に残った。 この短い言葉から三つの要素が分かる。東京弁らしい調子の標準語だから、土地の者ではない。福岡県はじめ九州一帯はこんな言い方はしない。博多弁に例をとれば、〈たいそ......
単語の意味
耳朶・耳埵(みみたぶ・みみたぼ)
耳朶・耳埵・・・1.耳の一部。耳の下のほうに垂れ下がった、柔らかいふくらみの部分。
2.(1の肉付きがいいのは福の相という俗説から)幸運なこと。
2.(1の肉付きがいいのは福の相という俗説から)幸運なこと。
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少女の声、その残響が、まだうっすらと鼓膜に残っている。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
厭(いや)な言葉が瘡蓋(かさぶた)のようにこびりついて離れない
高井 有一 / 夜の蟻 amazon
二十日鼠がひがな一日小さな車を廻すように、一つの言葉が頭の中で音を立てて廻っている
向田 邦子 / 思い出トランプ amazon
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古い記憶が、障子に映って消える小鳥の影のように、心の窓を掠めて消えて行く
小沼 丹 / 小さな手袋 amazon
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