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湿気をふくんだ空気のせいで山が近くに見える
住井 すゑ / 夜あけ朝あけ 作品を確認(amazon)
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湿った空気・湿気や熱気がこもる
遠くに見える・遠ざかる
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湿った空気・湿気や熱気がこもるの表現・描写・類語(空・中空のカテゴリ)の一覧 ランダム5
水気の多い温気が、身体を擡 げるように籠 って来る
岡本かの子 / 河明り
(結露)窓ガラスが結露で埋まると、それだけで、外の世界すべてが覆い隠される。
朝井 リョウ「武道館 (文春文庫)」に収録 amazon
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遠くに見える・遠ざかるの表現・描写・類語(距離のカテゴリ)の一覧 ランダム5
降りしきる雪の中を、ただ一人だんだん遠ざかって、とうとうかすんで見えなくなってしまった。
有島武郎 / 生まれいずる悩み
急行列車のような速度で、彼の傍から遠く彼の手のとどかぬところへ走り去りながら
野間 宏 / 暗い絵「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
ミュウの姿は少しずつ小さくなり、ひとつのおぼろげな点になり、やがて陽炎の中に吸い込まれていった。それから町が遠ざかり、山のかたちが不確かになり、最後には島そのものが光のもやと絡み合うように、かすんで消えていった。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
その終わりは、くらくらするくらい遠くに見えた。
小川洋子 / 冷めない紅茶「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
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「空・中空」カテゴリからランダム5
芥川龍之介 / 杜子春
空気は重く、蒸発した雨が毛穴の奥にまでまとわりつくようで、皮膚から垂れ落ちる水分が自分の汗なのか雨粒なのか、もはや判別がつかない。
羽田 圭介「ミート・ザ・ビート (文春文庫)」に収録 amazon
全天を蔽う巨大な樹枝状となって、さながら銀河のお化のように頭上にのしかかっていた。
稲垣 足穂 / 弥勒 amazon
「距離」カテゴリからランダム5
弟は、のら犬がかすかにしっぽを振るように目を伏せたまま近くにやって来た。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
(青い)ワゴンはみるみる遠ざかっていく。それはただの青い点となり、やがて町の景色の一部となった。
428 ~封鎖された渋谷で~ amazon
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