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大声が食堂の壁に反響して四方から耳を叩いた。
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 ページ位置:6% 作品を確認(amazon)
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音(声)を聞く、聞こえる
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前後の文章を含んだ引用
......の姿は臆病にさえ見えた。 衝立岩をやろうと言いだしたのは安西だった。三月前のことだ。うっかり承諾した。いま思うと本当にうっかりだった。「いた、いた」 聞き慣れた大声が食堂の壁に反響して四方から耳を叩いた。 安西がガニ股でドタドタやってきた。驚いたことに赤いTシャツ姿だ。「探したよオ、悠ちゃん、逃げちゃったかと思ったんさあ」「逃げる……?」 悠木が真顔を向けると、......
単語の意味
大声(おおごえ・たいせい)
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電車が走り過ぎていった。遮断機の音が風に乗って彼らの頭上を舞っていた。
小川 洋子 / 盲腸線の秘密「口笛の上手な白雪姫」に収録 amazon
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その葉がチラチラ光ってゆすれ互いにぶっつかり合って微妙な音をたてるのでした。
宮沢賢治 / ひかりの素足
どんぐりの木の葉が、かわいたような全く重味のない響きをたてて動く
野間宏 / 崩解感覚「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
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