危げな足元をかろうじて支える杖 | 老人の表現・描写・類語｜小説の言葉集

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危げな足元をかろうじて支える杖

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（衰弱していく老人の寝姿）あなたが眠る姿は、だんだん胎児の形に似てきています。

小川洋子 / 揚羽蝶が壊れる時「完璧な病室 (中公文庫)」に収録　amazon関連カテ老人眠っている姿

こんな若い人達ばかりの間に混って芝居なんかしているのが、気の毒に思えて仕方がなかった。

林芙美子 / 新版　放浪記

小さな猿のような年寄り

遠藤周作「沈黙（新潮文庫）」に収録　amazon

腰のしゃんとしたみすぼらしい老婆

林芙美子 / 新版　放浪記

猿のような痩せかたをしている老人

林芙美子 / 松葉牡丹「林芙美子傑作集 (1951年) (新潮文庫〈第201〉)」に収録　amazon関連カテ痩せすぎた体形老人

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（銭湯の）番台ではしおれたじいさんが、つまらなそうに小型テレビを観ている。番台の横に置いてあるアサガオまで、じいさんの真似をしてしおれている。

さくらももこ / もものかんづめ　amazon関連カテ老人銭湯・公衆浴場

もう八十歳をすぎたのに、元気だし、おしゃれだから若くみえる。

石井好子「東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録　amazon関連カテ老人元気・生き生きしているおしゃれ・センスがいい

（お婆さんの）しなびた手

林芙美子 / 新版　放浪記関連カテ手の雰囲気老人

なべ料理はさっぱりしすぎて敬遠していたのに、なにかというと「おなべにしようか」というふうになったのは、年のせいであろうか。

石井好子「東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録　amazon関連カテ鍋もの・鍋料理老いる・年を取る・誕生日

三十代後半、四十代？　おじさんと呼ぶにはわずかに若すぎて、友達と思うには老けすぎている

吉本ばなな「アムリタ（下） (新潮文庫)」に収録　amazon

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