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船はもう一個の敏活な生き物だ。船べりからは百足虫むかでのようにの足を出し、ともからは鯨のようにかじの尾を出して
有島武郎 / 生まれいずる悩み ページ位置:33% 作品を確認(青空文庫)
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......の手で思い存分大胆にかなでられる Allegro Molto を思い出させずにはおかぬだろう。すべてのものの緊張したそこには、いつでも音楽が生まれるものと見える。  船はもう一個の敏活な生き物だ。船べりからは百足虫むかでのようにの足を出し、ともからは鯨のようにかじの尾を出して、あの物悲しい北国特有な漁夫のかけ声に励まされながら、まっ暗に襲いかかる波のしぶきをしのぎ分けて、沖へ沖へと岸を遠ざかって行く。海岸にひとかたまりになって船を見......
単語の意味
艫(とも・ろ)
鯨(くじら)
・・・1.船の後方部分。船尾。とも。⇔ へさき・みよし。
2.船の前方部分。船首。
・・・1.クジラ目の哺乳類の総称。動物中最大の海獣。潮を吹く。後肢は退化し、前肢は鰭ひれ状、尾は尾鰭おびれ状で魚の形をしているが、魚と違って水平に広がる。種類が多く、歯のあるもの(歯クジラ)と、ないもの(ひげクジラ)とに分けられる。
2.鯨尺(くじらじゃく[=ものさしの一種])の略。
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