TOP > 人物表現 > 睡眠・眠る・寝る > うつらうつら(半分眠ったぼんやり状態)
私はもう半分眠りの中にいた。光の中で眠るのはなんとなく懐かしい感じがする。
よしもとばなな / まぼろしハワイ「まぼろしハワイ」に収録 ページ位置:25% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
うつらうつら(半分眠ったぼんやり状態)
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......とを私はどこかで知っていた。 あざみさんのしゃがんだ後ろ姿を見て、いつか遠い未来の私がもうこの光に満ちた場面を懐かしんでいた。「行ってらっしゃい。」 と言って、私はもう半分眠りの中にいた。光の中で眠るのはなんとなく懐かしい感じがする。 そして思った。「ああ、私にはもう親がいないんだ」と。ひとりっ子で両親が死んだから、いつのまにかひとりになっちゃった。 あざみさんがいるからあまり気づかなかった......
ここに意味を表示
うつらうつら(半分眠ったぼんやり状態)の表現・描写・類語(睡眠・眠る・寝るのカテゴリ)の一覧 ランダム5
私はまだ眠くて、半分夢の中にいるので、心は子供のように素直だ。
吉本 ばなな / キムチの夢「とかげ (新潮文庫)」に収録 amazon
去ってゆく後ろ姿をベッドの中から夢のように見送った。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
朝、重い頭をふらふらさせて
林芙美子 / 新版 放浪記
このカテゴリを全部見る
「睡眠・眠る・寝る」カテゴリからランダム5
ミイラのようにぐっすりと二日間眠り続けたらしい。
小川洋子 / ダイヴィング・プール「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
沈みこむように寝入った。
川端康成 / 眠れる美女 amazon
(赤ん坊の寝顔)閉じたまつげが柔らかい影をぷりぷりしたほっぺたに落としている。
よしもとばなな / まぼろしハワイ「まぼろしハワイ」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
睡眠・眠る・寝る の表現の一覧
人物表現 大カテゴリ