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痛めつけられた感情に足を取られたかのように、親父の姿を隠している暖簾の前でじっと立っていた
野間 宏 / 暗い絵「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 ページ位置:19% 作品を確認(amazon)
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じっとする・動かないでいる 苦痛(精神的なつらさ)
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前後の文章を含んだ引用
......繕うた微笑であった。自分の金銭に対する無智に向けられた嘲りであった。彼は暫く今自分の前で起ったことが何であったかをはっきり自分に知らせようとするかのように、また痛めつけられた感情に足を取られたかのように、親父の姿を隠している暖簾の前でじっと立っていたが、やがて身を廻らせ奥の間の方に足を向けた時、小さく身体が慄えるのを感じた。彼は人の心の一つの特別な動きに触れたような感じを感じていた。親父の心が蔽いを取られて......
単語の意味
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵(すがた)
足・脚・肢(あし)
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵・・・1.身体の形。からだつき。人のからだの格好。衣服をつけた外見のようす。
2.身なり。容姿。
3.目に見える、人の形。人の存在。
4.物の、それ自体の形。物一つ一つの全体的な印象。
5.物事のありさまや状態。事の内容を示す様相。
以下の文字は訓読みで、「すがた」と読める。
[形・容・態・躰・軆・體・骵]
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
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強く目を閉じ、苦しみを 堪えようとした。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon関連カテ苦痛(精神的なつらさ)目を閉じる
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