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いつの間にか眠ってしまった。 そして私がいたのは、さんさんと陽がふりそそぐホテルのロビーのようなところだった。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 ページ位置:87% 作品を確認(amazon)
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夢を見る(睡眠中)
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......して『風と共に去りぬ』だったんだろうね。そんなにいい映画なのかなあ。」「名作の手ごたえがあったね。」 そういう会話をもう寝ぼけてろれつの回らない状態でしながら、いつの間にか眠ってしまった。 そして私がいたのは、さんさんと陽がふりそそぐホテルのロビーのようなところだった。 巨大な吹き抜けの天井はガラスばりで、くっきりと青空が見える。 陽はそこから、まんべんなくロビー中を照らしてそこいらにいる金髪の人たちの白い肌を透かしていた。 ......
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夢を見る(睡眠中)の表現・描写・類語(睡眠・眠る・寝るのカテゴリ)の一覧 ランダム5
暖かくやわらかい泥の中にずぶずぶ入っていくような感覚
林真理子 / 言わなきゃいいのに… amazon
(夢を、)目覚めたときにはほとんど何も覚えていない。夢の微かな切れ端のようなものがいくつか、意識の壁に引っかかっていることはある。しかし夢のストーリーラインは辿れない。残っているのは脈絡のない短い断片だけだ。彼女はとても深く眠ったし、見る夢も深い場所にある夢だった。そんな夢は深海に住む魚と同じで、水面近くまでは浮かび上がってこられないのだろう。もし浮かび上がってきたとしても、水圧の違いのためにもとの形を失ってしまう。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 3 amazon
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「睡眠・眠る・寝る」カテゴリからランダム5
へそを出して眠っている。
又吉直樹「劇場(新潮文庫)」に収録 amazon
折れた鉛筆のようにごろりと眠る。
林芙美子 / 新版 放浪記
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