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夕食を、伸子は儀式にでも臨んでいるように味けなく、厳かな気持で食べた。
宮本百合子 / 伸子 ページ位置:21% 作品を確認(青空文庫)
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味がない・無味・薄味
威厳・おごそか・重々しい
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前後の文章を含んだ引用
......、彼らのよき息子となってくれるように、祈った。 次の日、午後の五時過、佃から電話がかかった。伸子は、自分が行くから、七時頃図書館に来ていてくれるように頼んだ。 夕食を、伸子は儀式にでも臨んでいるように味けなく、厳かな気持で食べた。部屋へ戻って、子家鴨の頸に細いリボンの薔薇飾りを結びつけ、薄紙に包んだ。髪に刷毛 をかけ、帽子をかぶり、伸子はいつもより少し蒼ざめた顔で外へ出た。 前日の雨は上っ......
単語の意味
厳か(おごそか)
厳か・・・普段とは違うきちんとした雰囲気で、近寄りにくいさま。静かで落ちついていて、真剣にならずにいられない雰囲気があるさま。ふざけてはいけないような雰囲気。
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スポンジを噛んだ時のような味気なさが舌に広がる
小川洋子 / 揚羽蝶が壊れる時「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
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木に竹を接 いだような事を云う。
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夏目 漱石 / 三四郎 amazon
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