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直子は急に眼を堅く閉じ、首を曲げ、息をつめて顔中を 皺 にした。そしてそれを両手で 被うと、いきなり 突伏つっぷ し、声をあげて烈しく泣き出した。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:73% 作品を確認(amazon)
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泣く・涙を流す
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......も何にもないんなら、ないと、それだけ、はっきり云っていいんだ。──それだけの事ならはっきり云えるだろう? どうだい。ないのか? ──ええ? 何にもないのか?」 直子は急に眼を堅く閉じ、首を曲げ、息をつめて顔中を皺にした。そしてそれを両手で被うと、いきなり突伏し、声をあげて烈しく泣き出した。謙作は不意に自分の顔の冷たくなるのを感じた。彼は起き上り、何か恐ろしいものに直面したよう、波打つ直子の背中を見下ろしていたが、少時すると彼は自分の心が夢から覚め......
単語の意味
首・頸・頚(くび)
首・頸・頚・・・1.頭と胴体をつなぐ細い部分。頸部(けいぶ)。また、「頭」そのものを指す場合もある。
2.1に似た役割を果たす部分や似た格好の部分。衣服の襟(首にあたる部分)。「びんの首」「セーターの首」など。
3.免職や解雇することをあらわす。首を切るという意味から。
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