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病気のせいか、脳味噌のほうも半分分厚い半透明のビニールをかぶったようで 焦れったくなる。
向田邦子 / かわうそ「思い出トランプ(新潮文庫)」に収録 ページ位置:30% 作品を確認(amazon)
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忘れる・思い出せない・曖昧な記憶
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前後の文章を含んだ引用
......た。指でつまんだような小さな鼻は、笑うと上を向いた。それでなくても離れている目は、ますます離れて、おどけてみえた。何かに似ている、と思ったが、思い出せなかった。病気のせいか、脳味噌のほうも半分分厚い半透明のビニールをかぶったようで焦れったくなる。 こういうとき、頭のなかの地虫は、じじ、じじ、と鳴くのである。 厚子は赤いクリーム・ソーダを飲んでいる。いい年をして、ストローをぶくぶく吹くものだから、アイスク......
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焦れったい(じれったい)
焦れる(じれる)
焦れったい・・・物事が進展しそうなのに進展しない状況が続いて、イライラして落ち着かない。もどかしい。
焦れる・・・イライラする。いら立つ。
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こうして書きだしたら、ぞくぞくとおいしいものが頭に、というより舌の奥にうかんできた。
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
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