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再び勲に掴みかかろうとした池本を、部の若い男たちが慌てて引っ張る。それでも前に行こうとする池本は足を滑らせ、床に勢いよく尻もちをついた。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:5% 作品を確認(amazon)
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制止・ひき止める
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......は憤怒の表情で悪態をついた。「危ないですよ」勲は冷静を装いながら、自分の法衣を相手の手から引き抜いた。「おい、待て! 逃げんな、こら!」「ちょっと、ちょっと」 再び勲に掴みかかろうとした池本を、部の若い男たちが慌てて引っ張る。それでも前に行こうとする池本は足を滑らせ、床に勢いよく尻もちをついた。 ガラスの割れる音がして、その場にいる者たちの動きが止まった。 遺影を納めた額縁のガラスが派手に割れていた。写真ははらりと床に落ち、池本の手には血がにじんでいた......
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尻・臀・後(しり)
足・脚・肢(あし)
尻・臀・後・・・1.腰のうしろ下部で、肉が豊かについている部位。座るときや腰をかけるときに下に位置するところ。肛門(こうもん)と尾てい骨がある辺り。尻(けつ)。臀部(でんぶ)。御居処(おいど)。
2.衣服の1にあたる部分。「ズボンの尻」
3.和服の腰から下の、裾(すそ)のほうの部分。
4.物事や長く続いているモノの、後方や一番あと。終わりの部分。しまい。最後。末端(まったん)。結果。
5.容器の外側の底の部分。また、果物の底部。「鍋の尻」
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
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