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頂はこんがり、キツネ色に焦げた皮の上に降りかかっている粉砂糖は舌の上で春の淡雪よりも早く溶けて、その甘みを捉えることができないうちに消える
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シュークリーム
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単語の意味
きつね色(きつねいろ)
甘味(あまみ・かんみ)
粉砂糖(こなざとう)
淡雪(あわゆき)
きつね色・・・キツネの体毛のような、黄色がかった茶色。揚げ物やパンなどの火のとおり具合の形容に「こんがりキツネ色」とよく使われる。
甘味・・・味覚のひとつで、あまい味。あまい食べ物。あまさの程度。
粉砂糖・・・さらさらと一粒一粒が細かい砂糖。粉糖(ふんとう)。
淡雪・・・薄く積もった雪。うっすらと積もってもすぐ消える春の雪。
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石井 好子「東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
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