(栂の実)熟れるとちょうど鳶の立っているようになって、一枚一枚風に吹かれるのであった。
室生 犀星 / 幼年時代 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
木の実(風景)
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
no data
単語の意味
鳶(とび・とんび)
鳶・・・1.タカ科の鳥。市街地や海辺に多い中形の鳥。背中は黒味を帯びた茶色。大きく輪を描いて飛びながら、小動物やその死骸などの獲物を探す。「鴟」「鵄」とも表記。
2.(「とび」と読んで)「鳶口(とびぐち)」の略。鳶の嘴(くちばし)に似た形の鉄製の鉤(かぎ)をつけた道具。
3.(「とび」と読んで)「鳶職(とびしょく)」の略。高い所での作業を専門とする職人。
2.(「とび」と読んで)「鳶口(とびぐち)」の略。鳶の嘴(くちばし)に似た形の鉄製の鉤(かぎ)をつけた道具。
3.(「とび」と読んで)「鳶職(とびしょく)」の略。高い所での作業を専門とする職人。
ここに意味を表示
木の実(風景)の表現・描写・類語(植物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
胡桃がカスタネットのような冴えた音を立ててぶつかる
向田 邦子 / 思い出トランプ amazon
丈の低いナナカマドの木が背後の山の荒れた大地に似合わない赤い実をきらめかせている
高田 宏 / 木に会う amazon
このカテゴリを全部見る
「植物」カテゴリからランダム5
植え込みのところに蒲公英の花があった。小さな黄色い花弁は、疲れを恐れず、はしゃぐだけはしゃぎ、くたっとそのまま眠り込んだ子供のような、あどけない生命力を感じさせる。地味な緑色をした茎がそれを、よろよろしながら支えている。黄色の小花を包む、緑の皮、その皮の下部が垂れ下がっている。セイヨウタンポポだ。
伊坂 幸太郎 / マリアビートル amazon
蔓自身は弓弦(ゆづる)のように張りきった
佐藤 春夫 / 田園の憂鬱 amazon
月をつかみ取るようなかっこうに、杉の枝が空に伸びる
長崎 源之助 / ゲンのいた谷 amazon
同じカテゴリの表現一覧
植物 の表現の一覧
風景表現 大カテゴリ