TOP > 人物表現 > 歩く・歩き方 > 早足・小走り・急ぎ足
有島武郎 / 或る女(後編) ページ位置:5% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
寒い・冷気・凍える
早足・小走り・急ぎ足
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......れない。戸外にはぽくりやあずま下駄 の音が少し冴 えて絶えずしていた。着飾 った芸者たちがみがき上げた顔をびりびりするような夜寒 に惜しげもなく伝法 にさらして、さすがに寒気 に足を早めながら、招 ばれた所に繰り出して行くその様子が、まざまざと履 き物 の音を聞いたばかりで葉子の想像には描かれるのだった。合い乗りらしい人力車のわだちの音も威勢よく響い......
単語の意味
足・脚・肢(あし)
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
ここに意味を表示
寒い・冷気・凍えるの表現・描写・類語(気温のカテゴリ)の一覧 ランダム5
歯の根も合わないほど震えていた。
宮本 輝 / 螢川「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
廂(ひさし)の床板へ映るつやつやした外光が、そのまま凍りつくかと思えるほど寒ざむしく見える
山本 周五郎 / 髪かざり amazon
このカテゴリを全部見る
早足・小走り・急ぎ足の表現・描写・類語(歩く・歩き方のカテゴリ)の一覧 ランダム5
ズンズンお歩きになりましたが、そのおみ足の早かった事……まるで物に取り憑 かれたようで、平生 とまるで違うておりました。
夢野久作 / ドグラ・マグラ
鼡のようにセカセカした足取りで
小川洋子 / 揚羽蝶が壊れる時「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
急ぎ足で一直線に歩き去って行く
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「気温」カテゴリからランダム5
「歩く・歩き方」カテゴリからランダム5
雀が眠ってでもいるかのように背中を丸くして、そうっと近づいて行く
ジュール・ルナール / にんじん amazon
歩調を緩めることなく、後ろも振り向かず、まるで帰巣する鳩のようにどこかに向かって一直線に歩いていた。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 3 amazon
睦子は風のように早かった。
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 amazon
あてのない探偵のようにうろうろ、まごついている
夏目漱石 / 吾輩は猫である
穏やかな向かい風に身をあずけるような足取り
古井 由吉 / 栖 amazon
同じカテゴリの表現一覧
気温 の表現の一覧
歩く・歩き方 の表現の一覧
風景表現 大カテゴリ