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幻影は首を振ると消え、眼をつぶると 執拗 に ぶた の裏に まつわりついてくる。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 ページ位置:65% 作品を確認(amazon)
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誤った考えを払いのける・頭から振り払う
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前後の文章を含んだ引用
......こちらに見せて坐っている。 向きあった壁に一日中、群青色の波とそこに漂うガルペの小さな黒い頭をみる。今、三人の簀巻になった信徒も小石のように落下していく。 この幻影は首を振ると消え、眼をつぶると執拗に眼蓋の裏に纏わりついてくる。「お前は卑怯者ぞ」牀机から立ちあがって通辞は言った。「パードレの名にも価せぬ」 自分は信徒たちを救うこともできなかったし、ガルペのように、彼等を追って波浪の中に......
単語の意味
纏わる(まつわる)
首・頸・頚(くび)
纏わる・・・1.絡みつく。絡みついて離れない。まとわる。
2.関係や縁がある。「神社にまつわる伝説」
首・頸・頚・・・1.頭と胴体をつなぐ細い部分。頸部(けいぶ)。また、「頭」そのものを指す場合もある。
2.1に似た役割を果たす部分や似た格好の部分。衣服の襟(首にあたる部分)。「びんの首」「セーターの首」など。
3.免職や解雇することをあらわす。首を切るという意味から。
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