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女の気を引き立てようとして多弁になった
阿刀田 高 / 透明魚「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 ページ位置:59% 作品を確認(amazon)
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饒舌・喋りまくる
気を引く・気を取られる
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......長く尾を引く。空気が少し雨をはらんでいるのだろう。「ボクも熱帯魚を飼ってみようかな」「むつかしいわよ」「キミは飼ったことあるの?」「ないけど、わかるわ」 私は、女の気を引き立てようとして多弁になったが、女は小さく相鎚を打つだけだった。「ここで、いいですか?」 運転手の声がして、車はホテルの前に着いた。 うれしいことに部屋の中は暖房がよくきいていて、冷えた体......
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君は相変らず舌が達者だ。蝉のようによくしゃべる
林 房雄 / 青年 (1964年) amazon
勢いを竜巻いて話して
川上 未映子「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 amazon
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気を引く・気を取られるの表現・描写・類語(性格・態度のカテゴリ)の一覧 ランダム5
環のまんなかの方に気がとられているようでした。その証拠 には、頭も耳も眼 もみんなそっちへ向いて、おまけにたびたび、いかにも引っぱられるように、よろよろと二足三足、環からはなれてそっちへ寄って行きそうにするのでした。
宮沢賢治 / 鹿踊りのはじまり
虹や雹のような珍しい自然現象に出会ったかのように、どうしても見過ごすことができなかった。
小川洋子 / 完璧な病室「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
巻子は、なあ、とわたしと緑子の視線を饅頭から剥がそうと声を出して
川上 未映子「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 amazon
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Oは嘘の云えない素直な男で彼の云うことはこちらも素直に信じられます。
梶井基次郎 / 橡の花
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