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(裸電球)赤黄色く光る硝子球
夢野久作 / ドグラ・マグラ ページ位置:0% 作品を確認(青空文庫)
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蛍光灯・屋内のあかり
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前後の文章を含んだ引用
......がヒッソリと静まり返ってしまった。 私はフッと眼を開いた。 かなり高い、白ペンキ塗の天井裏から、薄白い塵埃 に蔽 われた裸の電球がタッタ一つブラ下がっている。その赤黄色く光る硝子球 の横腹に、大きな蠅 が一匹とまっていて、死んだように凝然 としている。その真下の固い、冷めたい人造石の床の上に、私は大の字型 に長くなって寝ているようである。 ……......
単語の意味
赤黄色(あかきいろ)
赤黄色・・・赤みがかった黄色。
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蛍光灯・屋内のあかりの表現・描写・類語(室内のようすのカテゴリ)の一覧 ランダム5
暗幕のなかで電球がそのまわりだけにほの暗い光を落していた。
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
ホテル『Publikum』のロビー。巨大なシャンデリアが高い天井から降りている。地震が来たら落ちるんじゃないか? あの無数のガラスはよく割れ、よく刺さりそうだ。危険を不機嫌に溜めこんでいる。
中村文則 / 教団X amazon
電灯がゆれるたびに彼等の背をまげた見すぼらしい影が壁に動いた。
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
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重竜は外の 暗闇 に顔を向けていたが、その表情はくっきりとガラス窓に映っていた。
宮本 輝 / 螢川「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
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