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重竜は外の 暗闇 に顔を向けていたが、その表情はくっきりとガラス窓に映っていた。
宮本 輝 / 螢川「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 ページ位置:44% 作品を確認(amazon)
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室内からの外の眺め
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......は福井泊まりよ。越前岬にはあした足を伸ばすちゃ。それでええがか?」 越前に行きたいとは言ったが、千代は越前岬と指定した覚えはなかった。それで重竜の表情を窺った。重竜は外の暗闇に顔を向けていたが、その表情はくっきりとガラス窓に映っていた。重竜はそうやってじっと千代を見ていたのだった。千代はガラス窓に映る重竜と目を合わせた。重竜に対して抱いていた朦朧とした気持は、その瞬間、恋情というはっきりした形......
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暗闇(くらやみ)
暗闇・・・1.暗い闇。光がなくて見えない状態。また、そういう場所。
2.人目につかない場所。人の知らない場所。
3.1が転じて、希望がもてないこと。見通しが立たず将来に不安を感じている状態。
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窓の向こう側は深い森のように暗い。
小川洋子 / 完璧な病室「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon関連カテ夜景・夜の眺め室内からの外の眺め
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林 芙美子 / 女性神髄「林芙美子全集〈第6巻〉女性神髄・女の日記 (1952年)」に収録 amazon関連カテ雨の景色、視界室内からの外の眺め
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村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
建築雑誌のグラビアを切り抜いたような優美なキッチン
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