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雑念を飲み込むように紙コップのコーヒーを一口飲み
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 ページ位置:93% 作品を確認(amazon)
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誤った考えを払いのける・頭から振り払う
気持ち(頭)を切り替える
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前後の文章を含んだ引用
......日のおしゃべりの記憶のように、今夜も雨の音がずっとひそやかに鳴っている。クリスマスのイルミネーションが、水滴で混み合った窓の向こうでちかちかと瞬いている。 俺は雑念を飲み込むように紙コップのコーヒーを一口飲み、あらためて手帳に目を落とす。手帳には、十二月になった今でも就活のスケジュールがびっしりと書き込まれている。 OB訪問、説明会、エントリー締め切り、ペーパー日程......
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誤った考えを払いのける・頭から振り払うの表現・描写・類語(思考・頭の中の状態のカテゴリ)の一覧 ランダム5
頭の中で、ほんの少しだけ重なったハルと礼生の背中を、オレは思いっきり首を振ることによってズラす。
朝井 リョウ / 燃えるスカートのあの子「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
考えをふるい落とそうとするかのごとく激しく頭を左右に振る
久米 正雄 / 学生時代 amazon
悠木は思考を投げ出して風呂を出た。
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
胸へこみあげてくる毒々しい妄念を否定するように、烈しく首を振っては酒を呷(あお)る
山本 周五郎 / やぶからし amazon
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気持ち(頭)を切り替えるの表現・描写・類語(思考・頭の中の状態のカテゴリ)の一覧 ランダム5
心の視座はすぐに切り替わり、今度は捜査資料として残されていた尾畑小枝子の顔がありありと浮かんだ。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
こういうときの私の頭の切り替えは、天才的に速い。新たな認識の空間がにゅっと割り込んできてとけこんでしまう。継ぎ目や矛盾はない。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
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「思考・頭の中の状態」カテゴリからランダム5
(考えがまとまる)ばらばらにちらばっていたパズルの断片が一つの図柄を構成していくような感じ
小池 真理子 / やさしい夜の殺意 amazon
まわりの話し声も普通の話し声として聞こえるようになった。(自分の)声はまだ自分の声のようには聞こえない。しかしなんとかそれに近いものにはなっている。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 1 amazon
曇った硝子の表面がみるみる澄明になっていくみたいに疑問が解ける
松本 清張 / 空白の意匠―松本清張短編全集〈10〉 amazon
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