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花嫁はすでに席に着いていて、えらく神妙な顔をしていた。 花婿 は手元を見つめて、やはり神妙にしていた。私はふたりの神妙でない顔をたくさん知っているのでおかしかった。まるで観光地の記念撮影みたいに、首だけ出して画面にはまっている人達のようだった。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:27% 作品を確認(amazon)
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畏まる・慎んだ態度 結婚式
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前後の文章を含んだ引用
......けで未来という言葉を含んでいる。フォーマルな格好をしているという点では見知らぬ人々だが、もっと垢抜けなかった昔の顔を知っているという点では誰よりも近しい人々。 花嫁はすでに席に着いていて、えらく神妙な顔をしていた。花婿は手元を見つめて、やはり神妙にしていた。私はふたりの神妙でない顔をたくさん知っているのでおかしかった。まるで観光地の記念撮影みたいに、首だけ出して画面にはまっている人達のようだった。 でも、衣装は手作りなんだな、と思った。 多分あの不機嫌なブス顔で、あの小さいテーブルの向こう側で縫われた。 そう思ったとき突然、今日初めて感動した。 会場はそ......
単語の意味
首・頸・頚(くび)
手元・手許(てもと)
首・頸・頚・・・1.頭と胴体をつなぐ細い部分。頸部(けいぶ)。また、「頭」そのものを指す場合もある。
2.1に似た役割を果たす部分や似た格好の部分。衣服の襟(首にあたる部分)。「びんの首」「セーターの首」など。
3.免職や解雇することをあらわす。首を切るという意味から。
手元・手許・・・1.手のもと。手の届くあたり。手近。自分のそば。
2.物の、手で握る部分。握り。
3.何かをするときの手の動き。手の動かし方。また、手並み。広義では、腕前(うでまえ)。
4.(女房詞で)箸。
5.「手元金」の略。
6.生計をたてるための金。また、暮らし向き。
7.(左官職人などの)傍について助手をつとめる人。
「許」は、「近く」「そば」を意味する。
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曲がっていた背中をぴしっと伸ばす。
朝井 リョウ「武道館 (文春文庫)」に収録 amazon
継っ子(ままっこ)みたようにかしこまって
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煙脂煙管(やにきせる)の如く、ぎっちり詰まって動けなくなった
里見 トン / 美事な醜聞「初舞台・彼岸花 里見トン作品選 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
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