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「え……?」尋恵は意表を衝かれて、思考が空転した。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:71% 作品を確認(amazon)
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頭の中が真っ白・茫然自失
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......えただけだったが、それでも口がうまく動かせなかった。「時折、表で顔を合わせると世間話などされるそうで」「ええ、まあ」「一番最近、顔を合わされたのはいつですか?」「え……?」尋恵は意表を衝かれて、思考が空転した。 一昨日の夕方、何時頃に武内と会ったか? そんな言葉が来るとばかり思っていた。まるで、まず最初に口裏合わせの機会があったかどうかを確かめるような質問ではないか。......
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それから三日間、僕はまるで海の底を歩いているような奇妙な日々を送った。誰かが僕に話しかけても僕にはうまく聞こえなかったし、僕が誰かに何かを話しかけても、彼らはそれを聴きとれなかった。まるで自分の体のまわりにぴったりとした膜が張ってしまったような感じだった。その膜のせいで、僕はうまく外界と接することができないのだ。
村上 春樹 / ノルウェイの森 下 amazon
「え……?」尋恵は意表を衝かれて、思考が空転した。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
(姉が自殺して)放心状態で。何が何やらわけがわからなくて。体の中の何かが死んでしまったみたいに。
村上 春樹 / ノルウェイの森 上 amazon
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