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......る。竜夫が晩生だったからだが、いまこうして並んでみると、いつのまにかはるかに竜夫のほうが大きくなっていた。　竜夫はふと英子に関根のことを話したい衝動にかられた。自分の前から永久に姿を消してしまった友もまた、自分と同じように、いやひょっとしたら自分よりももっとひたむきに、英子に魅かれていたのであった。「関根が英子ちゃんの写真を持っとったがや」　と竜夫は言った......

単語の意味

姿・形・容・態・躰・體・軆・骵（すがた）

永久（えいきゅう・とわ・とこしえ）

姿・形・容・態・躰・體・軆・骵・・・１．身体の形。からだつき。人のからだの格好。衣服をつけた外見のようす。
２．身なり。容姿。
３．目に見える、人の形。人の存在。
４．物の、それ自体の形。物一つ一つの全体的な印象。
５．物事のありさまや状態。事の内容を示す様相。
以下の文字は訓読みで、「すがた」と読める。
[形・容・態・躰・軆・體・骵]

永久・・・いつまでも変わらず続くこと。永く久しい（＝時間が経過している）こと。