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生理痛で、立っているのがやっとだった
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:16% 作品を確認(amazon)
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生理・月経
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前後の文章を含んだ引用
......えして私は、後でこっそりアルバムを開く。確かに私がいる。長い髪で、笑っている。あらゆる旅先、あらゆる場面。全部覚えている。この時の天気はこうだった、実はこのとき生理痛で、立っているのがやっとだった……とかね。だから、これは私で、ほかの誰でもない。 でも、ぴんと来ない。 不思議な浮遊感だ。 こんな変な精神状態でも常に『私』を営み、疲れを知らず回り続ける自分......
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生理・月経の表現・描写・類語(健康・体調・病気のカテゴリ)の一覧 ランダム5
私たちの身体は機械じかけで、ある程度身体の中が成長すると大人のスイッチが入って、そのしるしに少し血が出る。私は漠然と、そんなふうに思っていた。
村田 沙耶香「しろいろの街の、その骨の体温の」に収録 amazon
(ナプキン)ナプキンは股の布団であるな
川上 未映子「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 amazon
(生理痛)下腹の中で、子宮が握り潰されるような、ひきつるような痛みが続いていた。
村田 沙耶香「しろいろの街の、その骨の体温の」に収録 amazon
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水を浴びたようにゾッとした。
夢野久作 / あやかしの鼓
首筋が銅線でもはめこまれたように硬く突っ張る
小林久三 / わが子は殺人者 amazon
最初の二週間はどうしていいか分からないことばかりで、くたくたに疲れた。重労働はしていないはずなのに、筋肉の芯が凝り固まって身体が重かった。
小川洋子「博士の愛した数式 (新潮文庫)」に収録 amazon
帰りの電車の汗ばんだ疲労
阿刀田 高 / 蒼空「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
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