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ウッと 嗚咽 を漏らしました。両手で顔を覆い、溢れ出る嗚咽を飲み込むように苦しそうに泣いています。
湊 かなえ「花の鎖 (文春文庫)」に収録 ページ位置:86% 作品を確認(amazon)
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泣く・涙を流す
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前後の文章を含んだ引用
......言葉をかければいいのか迷っているように見えます。「森山さん、清志くん、助けてくれてありがとうございました。もう、こんなバカなことは二度と考えません」 清志くんがウッと嗚咽を漏らしました。両手で顔を覆い、溢れ出る嗚咽を飲み込むように苦しそうに泣いています。「あんたが泣いちゃダメじゃないか」 そう言って、首にかけたタオルで、手の隙間から流れ落ちる清志くんの涙を拭う森山さんの目からも涙が溢れています。 二人が泣くのを......
単語の意味
嗚咽(おえつ)
嗚咽・・・声を詰まらせながら泣く事。むせび泣きのこと。
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泣く・涙を流すの表現・描写・類語(動作・仕草・クセのカテゴリ)の一覧 ランダム5
体中を震わせて泣きました。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
髪の毛に触れると、彼が小さく震えながら泣いているのがわかった。声は何も聞こえないのに、弟の涙がさらさらとシーツにこぼれていくのがわかった。
小川洋子 / 完璧な病室「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
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豚みたいに、食べるほうが忙しくて、ほかのことは何も考えるひまがない
テネシー・ウィリアムズ / 欲望という名の電車 amazon
「そうやってずーっと糸を巻いとるとな、じきに人と糸との間に感情が流れだすで」
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
箸がころげたのを見たように明るく笑いながら
有吉 佐和子 / 恍惚の人 amazon
傘の柄にある男の手を、上から、痛いほど、重ねて握りしめた。
吉川英治 / 無宿人国記
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