TOP > 感覚表現 > 動き・反応・変化・現象 > ころぶ・転倒する
トロッコの枕木につまずいて、巴投 げにでもされたように、レールの上にたたきつけられて、又気を失ってしまった。
小林多喜二 / 蟹工船 ページ位置:5% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
ころぶ・転倒する
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......ないか! 彼は何を思ったのか、手を振ったり、わめいたりして、無茶苦茶に坑道を走り出した。何度ものめったり、坑木に額を打ちつけた。全身ドロと血まみれになった。途中、トロッコの枕木につまずいて、巴投 げにでもされたように、レールの上にたたきつけられて、又気を失ってしまった。 その事を聞いていた若い漁夫は、 「さあ、ここだってそう大して変らないが……」と云った。 彼は坑夫独特な、まばゆいような、黄色ッぽく艶 のない眼差 を漁夫の上に......
ここに意味を表示
ころぶ・転倒するの表現・描写・類語(動き・反応・変化・現象のカテゴリ)の一覧 ランダム5
私は仰向け様に引っくりかえった。ちょっと息が止る位背中を打った。
志賀直哉「暗夜行路 (講談社文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「動き・反応・変化・現象」カテゴリからランダム5
兵士を満載したカッター(=船)と単檣艇(ビニス)の列が、長い綱の結び目のようにつづいていた。
林 房雄 / 青年 (1964年) amazon
同じカテゴリの表現一覧
動き・反応・変化・現象 の表現の一覧
感覚表現 大カテゴリ