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しいんしいんと蝉が鳴きたてている。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:70% 作品を確認(青空文庫)
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蝉(せみ)
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......たいと思うけど仕方がない。 (八月×日)  爽やかな天気だ。まばゆいばかりの緑の十二社。池のまわりを裸馬をつれた男が通っている。馬がびろうどのような汗をかいている。しいんしいんと蝉が鳴きたてている。  氷屋の旗がびくともしない。  オッカサンも私も背中に雑貨を背負って歩いている。全く暑い。東京は暑いところだ。  新宿までの電車賃をけんやくして、鳴子坂の三好野で焼......
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蝉・蟬(せみ)
蝉・蟬・・・1.セミ科の昆虫を総称。夏に鳴く虫の代表。羽を畳んで木に止まり、雄は高い声で鳴きたてる。幼虫は数年かかって成虫になるが、成虫の寿命は10日から20日と短い。
2.高いところに物を引き上げるときに使う、小さな滑車。
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蝉(せみ)の表現・描写・類語(昆虫・虫のカテゴリ)の一覧 ランダム5
蝉のトンネルとでも云いたいほど、騒々しく鳴きしきる
里見 トン / 美事な醜聞「初舞台・彼岸花 里見トン作品選 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
耳の底で潮騒のように鳴り響いている蝉の声
光瀬 龍 / 百億の昼と千億の夜 amazon
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(ひしめく蠅が)さざなみが渡るように、揺れて動く。
大岡 昇平「野火(新潮文庫)」に収録 amazon
黒い蝶は、その子の胸にとまり、ぴたりと、はねをとじました。悲しいしるしのように--。
松谷 みよ子 / 黒い蝶「黒い蝶・花びら (講談社文庫 ま 2-4)」に収録 amazon
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