室内(空間)が静かの表現・描写・類語(音の響きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
ドアに耳をくっつけてみる。 静かだ。如月の言うとおり、ドアを開けると無人の場所が広がっているみたいだ。
あさの あつこ「ガールズ・ブルー〈2〉 (文春文庫)」に収録 amazon
朝の誰もいない広々とした食堂の中は恐ろしく深閑としていて
林芙美子 / 新版 放浪記
氷の詰まった部屋のように冷ややかに静まり返る
高橋 三千綱 / 涙 amazon
造り花の蓮華にふる日の光の音さえ聞こえるくらいしんと静まり返る
芥川 龍之介 / 邪宗門 (1977年) amazon
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「音の響き」カテゴリからランダム5
ハイドンのト短調のピアノ・ソナタがかすかに聞こえていた。山茶花の咲いた山の手の坂道を上り、ガール・フレンドの家を訪ねる時のあの懐しい雰囲気そのままだった。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
小屋に灯がともるように音楽がはじまる
五木寛之 / 海を見ていたジョニー amazon
植え込みが臆病な動物の群れのようにざわめく
宮部 みゆき / 我らが隣人の犯罪 amazon
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