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夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:8% 作品を確認(青空文庫)
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胸ぐらを掴む
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前後の文章を含んだ引用
......かに肩の辺 まで掻 き上げた。「君が黒君だと云う事は、始めから知ってるさ」「知ってるのに、相変らずやってるたあ何だ。何だてえ事よ」と熱いのを頻 りに吹き懸ける。人間なら胸倉 をとられて小突き廻されるところである。少々辟易 して内心困った事になったなと思っていると、再び例の神さんの大声が聞える。「ちょいと西川さん、おい西川さんてば、用があるんだよこの人あ。牛肉......
単語の意味
胸倉・胸座(むなぐら)
胸倉・胸座・・・着物などの和服を着たとき、左右の襟の重なり合うあたり。また、衣服の胸の部分。「倉・座(くら)」は、他よりも盛り上がっている部分のこと。
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胸ぐらを掴むの表現・描写・類語(怒りのカテゴリ)の一覧 ランダム5
気づけば、俺は町長のネクタイをねじり上げていた。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
夏目漱石 / 吾輩は猫である
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胸で怒りを感じるときの表現・描写・類語(怒りのカテゴリ)の一覧 ランダム5
いまわしい言葉がロケット弾のように胸をつらぬく
ウィリアム・アイリッシュ / 黒いカーテン amazon
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「怒り」カテゴリからランダム5
憎悪そのものの眸を、俯 つ伏 している姉へも投げた。が、すぐそれが、一角の眼を見ると、よけいに、焔 となって、
吉川英治 / 無宿人国記
顔色をかえ、彼女は掴みかかるような眼で彼を見た。
宮本百合子 / 伸子
どうしようもない怒りが湧いて来た。
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 amazon
「動作・仕草・クセ」カテゴリからランダム5
涙がするすると流れ出た。
岡本かの子 / 渾沌未分
(小説のリライト)内容そのものには手を加えず、文章だけを徹底的に整えていく。マンションの部屋の改装と同じだ。基本的なストラクチャーはそのままにする。構造自体に問題はないのだから。水まわりの位置も変更しない。それ以外の交換可能なもの――床板や天井や壁や仕切り――を引きはがし、新しいものに置き替えていく。俺はすべてを一任された腕のいい大工なのだ。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 1 amazon
二階の明るさを想 わせる、やや急傾斜の階梯 がかっちりと重々しく落着いた階段を見せている。
岡本かの子 / 母子叙情
眼が梢上(しょうじょう)の小鳥のように、活字と活字の間を飛ぶ
徳永 直 / 太陽のない街 amazon
「人間関係・地位」カテゴリからランダム5
ウンと働かせて、締木 にかけて、ギイギイ搾り上げて
小林多喜二 / 蟹工船
うちあけた親密な態度
宮本百合子 / 伸子
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