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惰気

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やる気を失う

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単語の意味

惰気（だき）

惰気・・・怠け心。だらけた気持ち。

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やる気を失うの表現・描写・類語（恐怖・不安のカテゴリ）の一覧ランダム５

いくら駄弁家の寄合でもそう長くは続かんものと見えて、談話の火の手は大分（だいぶ）下火になった。

夏目漱石 / 吾輩は猫である関連カテ興ざめ・白けるやる気を失う

無駄なように思えた。退廃的なんじゃなくて、力が抜けるような投げやりな気分がいつもあった。

吉本ばなな「N・P (角川文庫)」に収録　amazon関連カテ脱力・力が抜けるやる気を失う

まるで蠟燭を吹き消した後に立ちのぼる一筋の白い煙のように、彼の心の中の何かが闇をしばらくの間漂いそして消えた。

村上春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録　amazon

なにかをやりはじめてもその途中で極（きま）って自分はぼんやりしてしまった。気がついてやりかけの事に手は帰っても、一度ぼんやりしたところを覗（のぞ）いて来た自分の気持は、もうそれに対して妙に空ぞらしくなってしまっているのだった。何をやりはじめてもそういうふうに中途半端中途半端が続くようになって来た。またそれが重なってくるにつれてひとりでに生活の大勢が極ったように中途半端を並べた。

梶井基次郎 / 泥濘関連カテだらだら暮らすやる気を失う

体の芯に食い入った恐怖心が悠木の気持ちを萎えさせていた。

横山秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録　amazon関連カテとても怖いやる気を失う

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そら恐ろしい気持ちが稲妻のように走る

関連カテ少し怖い怖い・恐怖鳥肌が立つ怯える突然恐怖に襲われる不安になる

主人に叱られた犬のように、眼をそらせました。

遠藤周作「沈黙（新潮文庫）」に収録　amazon関連カテ悲しい目つき恐怖、不安な目・怯えた瞳

不安で空虚なものが心に翳ってくる

水の中から引き上げられた犬か何かのように身をふるわせるばかり

野間宏 / 真空地帯　amazon

真昼の月のように、ぼんやりと輪郭が見えなくなっていく意識。あまい甘い眠りの誘惑に落ちていきそうになりながら、

朝井リョウ / ひーちゃんは線香花火「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録　amazon関連カテ意識を失う（気絶・失神）眠りに落ちる・寝つく

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蛇蝎（だかつ）のように憎まれる

有島武郎 / 或る女

よく締まった口が歪み、口惜しそうな表情になる

沈んだ不愉快な顔をしながら八幡前の道を歩いて行った。どれ程陰鬱な、そしてどれ程醜い顔つきであるか、自身でも感じられた。

直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録　amazon

声にも目にもこめられるだけの軽蔑をこめて吐き捨てる。

沼田まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録　amazon関連カテ馬鹿にする・軽蔑・あざける嫌った目つき・軽蔑した眼差し

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