両手を腰にやって、子どもを叱りつけるように三葉が言う。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 ページ位置:76% 作品を確認(amazon)
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叱る・一喝する
厳しい言い方・批判的な口調
怒りによる体の反応、リアクション
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前後の文章を含んだ引用
......これって怒る流れか!?「そうだ! それにあんた、私の胸さわったやろ!?」「おま!」俺は思いきり動揺する。「ど、どうしてそれを……」「四葉が見とったんやからね!」両手を腰にやって、子どもを叱りつけるように三葉が言う。「あああ、すまん、つい……」ちっ、あの幼女よけいなことを。手のひらに汗がにじんでくる。なにか、なにか言い訳しなければ。俺はとっさに言う。「一回、一回だけだって!......
単語の意味
腰(こし)
腰・・・1.胴体の下の方の部分で、上体と下肢(かし)をつなぐ部分。座る姿勢をとったとき、骨盤あたりの折り曲がる部分を漠然という。ウエスト。
2.衣服やはかまの腰にあたる部分。
3.あらゆる物の、腰に相当する部分。中ほどより少し下の部分。
4.紙や布などの、しなやかで破れにくい性質。
5.餅(もち)や粉などの、粘りや弾力。
6.刀や袴など、腰につけるものを数えるときの単位。「刀ひと腰」「袴ひと腰」
7.何かをする際の姿勢や構え。「及び腰」「けんか腰」など。
2.衣服やはかまの腰にあたる部分。
3.あらゆる物の、腰に相当する部分。中ほどより少し下の部分。
4.紙や布などの、しなやかで破れにくい性質。
5.餅(もち)や粉などの、粘りや弾力。
6.刀や袴など、腰につけるものを数えるときの単位。「刀ひと腰」「袴ひと腰」
7.何かをする際の姿勢や構え。「及び腰」「けんか腰」など。
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不機嫌な口ぶりで、「裏切り者は許されない!」と、世の中のありとあらゆる悪を断罪するかのような勢いを見せた。
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
(裁判官の)その声は、はっと意識を向けさせるほどの厳しさに満ちていて、佃は財前から裁判官席へと視線を向けた。
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 amazon
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つみかさなった侮辱にたいするいかりは彼の身体のなかですぐさまたぎった。
野間 宏「真空地帯(新潮文庫)」に収録 amazon
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とげとげしい言葉を吐き続け、時として悪鬼のように振舞った。
伊藤 整 / 氾濫 amazon
ブーイングが百万のイナゴの大群の羽ばたきのように轟く
宮部 みゆき / 我らが隣人の犯罪 amazon
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微笑の中に潜 んだものは、ただ怨恨を含めた惨忍な征服慾の光り
横光利一 / 日輪
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秋の月夜の風の中で細く慄える鈴虫の声のような、やさしい声
村上知行 / 殉情の人
牛のようにおし黙って
藤沢 周平 / 麦屋町昼下がり amazon
私の名を呼ぶ彼女の声がした。少しくぐもった不思議な響きだった。ちょうど天国の雲の上から、下界にいる私に呼びかけたような感じだった。
吉本 ばなな / らせん「とかげ (新潮文庫)」に収録 amazon
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