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湖の奥には森があり、そのさらに奥には裾野が白い帯状になって広がっている。そしてその上に、のっぺりとした藍色の富士山が浮かんでいる。空の色より青みが深いが、どうかすると何かの幻のようにも見える。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:89% 作品を確認(amazon)
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前後の文章を含んだ引用
......駐車場に車を乗り入れた。まどかを抱いて降りてみる。「ほら大きいでしょう」 まどかは眼をぱちぱちとさせている。びっくりしたのか寝ぼけているのかはよく分からない。 湖の奥には森があり、そのさらに奥には裾野が白い帯状になって広がっている。そしてその上に、のっぺりとした藍色の富士山が浮かんでいる。空の色より青みが深いが、どうかすると何かの幻のようにも見える。 尋恵はしばらくその景色に見とれていた。「あ、アヒルさん」まどかが湖上を指差した。「アヒルじゃないよ。白鳥だよ」俊郎が笑う。 白鳥の形をした遊覧船が湖上をのどか......
単語の意味
藍色(あいいろ)
裾野(すその)
藍色・・・くすんだ青色。黒色がかった青色。藍(植物)で染めたような色で、ジーパンのような青。インディゴ。
裾野・・・山の下のほうの緩やかに傾斜したところ。
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