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ぬぐってもぬぐっても千代の顎を伝って涙がしたたり落ちた。
宮本 輝 / 螢川「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 ページ位置:67% 作品を確認(amazon)
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泣く・涙を流す
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前後の文章を含んだ引用
......しあわせに暮らしとるって……。父さん、心配せんでもええちゃ」 と叫んだ。 夫の「……はる」という言葉の断片が、別れた先妻を指していることを、千代は確信していた。ぬぐってもぬぐっても千代の顎を伝って涙がしたたり落ちた。 そのあくる日の正午近く、椅子に腰かけてまどろんでいた竜夫が、重竜の死んでいるのに気づいた。千代も同じように、つかのまの眠りにおちていて、二人はいつ重竜が息を引......
単語の意味
顎・頤・腭(あご)
千代・千世(ちよ)
顎・頤・腭・・・1.口の上下の、歯の生えている部分で、話したり物を噛んだりするのに役立つ器官。
2.下あご。頤(おとがい)。
3. 釣り針の先に逆向きにつけた返しのこと。釣り針のかかり。鐖・逆鉤・逆鈎(あぐ)。
4.機械や道具などで、物をつかんだり引っ張ったりする開閉部分。
5.食事。食料。まかない。食費。
6.口をきくこと。物言い。おしゃべり。
千代・千世・・・千年。非常に長い年月のたとえ。千歳(ちとせ・せんざい)。「代」も「世」も「ある期間」を意味する字。
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涙は熱帯の雨のように容赦なく彼の手に降り注いだ。
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 amazon
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私は言葉が返せず、胸の中が奥底からぶるぶると震えるのを必死でこらえていた。
よしもとばなな / まぼろしハワイ「まぼろしハワイ」に収録 amazon
頰 を涙が 滂沱ぼうだ と流れている
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 amazon
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