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空気は幾分ほどけてはいる
瀬尾 まいこ「そして、バトンは渡された (文春文庫)」に収録 ページ位置:52% 作品を確認(amazon)
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仲直りする
居心地がいい・過ごしやすい雰囲気
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前後の文章を含んだ引用
......口を叩いても共に暮らせるのだと、血のつながりの深さを思い知らされた気がした。 それから一週間が経ったけれど、私たちはいまいちしっくりこない時間を過ごしていた。 空気は幾分ほどけてはいるものの、私は少しでも盛り上がる話はないかと夕飯の話題を探し、森宮さんは二人の時間が少しでも穏やかになるよう画策している。そして、お互いにその気遣いをどこか変だと......
単語の意味
幾分(いくぶん)
幾分・・・全体のうちの一部。ちょっと。少しだけ。
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(弟と和解しわだかまりが解消される)僕は僕よりも大きい弟の背中に腕をまわした。こんなふうに弟に触れたのは、いつ以来だろう。腕を突っ張って遠ざけていたものが、びゅんと僕の中に飛び込んできた。世界の輪郭が濃くなった気がした。
宮下 奈都「羊と鋼の森 (文春文庫)」に収録 amazon
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居心地がいい・過ごしやすい雰囲気の表現・描写・類語(雰囲気・空気のカテゴリ)の一覧 ランダム5
何でもない夜中の会話のすばらしさは、それにぴったりと寄り添っている空間の匂いだ。人と同じ部屋にいて、でもじぶん一人でいるよりも自由で、心強い。言葉以外の多くに何もかもが香り立つようにふくよかだ。沈黙と 赦しのドームで、その新鮮な空気の中にただ包まれているようだ。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
四人でごはんを食べていると、じわっとしたなんとも言えないくつろぎを感じた。家族的な雰囲気と、自分がここにいるのがしみじみと求められていて居心地がいい感じだった。
よしもとばなな / 銀の月の下で「まぼろしハワイ」に収録 amazon
空間が肌になじんで、居心地がいい。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
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「雰囲気・空気」カテゴリからランダム5
空気まで冷え冷えとざらつくような人工島の夕暮れ
日野 啓三 / 夢の島 amazon
「人間関係・地位」カテゴリからランダム5
暗闇 では先を歩いて、大きな石があると教えてくれるとか、二つの袋があれば重いものを持つとか、そういう程度のこと。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
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